最終更新日: 2026年9月27日
ポータブル発電機の記事でも「屋内使用は絶対NG」とお伝えしましたが、実際には七輪やカセットコンロなど、より身近な道具でも一酸化炭素中毒は起きています。東京消防庁には、居室内での調理中に意識を失ったという事例が複数報告されています。
住まいの一酸化炭素対策をどこまで揃えればよいかは家庭ごとに違います。まず今の備えのレベルを知りたい方は、10問で診断できる防災レベル診断から始めてみてください。
「調理中に気分が悪くなった」という事故が起きている
東京消防庁の報告には、七輪と木炭を使って料理をしていたところ気分が悪くなって倒れた事例(80代が重篤、50代が重症)や、居室内で火鉢を使用していた70代が意識朦朧となった事例が挙げられています。石油ファンヒーターの使用中に頭痛を発症し救急搬送された20代の事例もあり、暖房器具でも起こり得ることがわかります。停電時にカセットコンロや発電機を使う場面が増えるほど、こうしたリスクも高まると考えておくべきです。
「屋外用機器は屋内で使わない」が大原則
発動発電機やバーベキュー用コンロなど、屋外での使用を前提とした機器を屋内で使うことは、一酸化炭素中毒の主な原因の一つとされています。当サイトのポータブル発電機の記事でも紹介したとおり、発電機の屋内使用は絶対に避けるべきです。カセットコンロについても、長時間の使用や換気の悪い環境では注意が必要です。
「見えない・匂わない」からこそ警報器が有効
一酸化炭素は無色・無臭のため、危険な濃度に達していても人間の感覚では気づけません。東京消防庁も、一酸化炭素を感知する警報器の設置を早期発見に有効な対策として挙げています。住宅用火災警報器とは別に、一酸化炭素専用、あるいは両方を感知する複合型の警報器を、調理・暖房で燃焼器具を使う部屋に設置しておくと安心です。
こんな人は、まだ買わなくてもOK
- 水の備蓄がまだできていない
- 携帯トイレの備蓄がまだできていない
- 防災リュックの中身が整っていない
- 集合住宅で保管場所を確保しづらい
こんな人は検討していい
- 在宅避難を想定している
- 停電時も冷蔵庫を維持したい
- 医療機器など電源が必要な機器がある
おすすめ製品
ここからは、備えガイド編集部が公開情報をもとに選んだ商品です。編集部が実際に購入・使用したレビューではありません。
よくある質問
換気扇を回していれば安全ですか?
換気は重要な対策の一つですが、それだけで完全に安全とは限りません。定期的に窓を開けるなど、複数の換気手段を組み合わせることが推奨されています。
症状が出たらどうすればよいですか?
頭痛・めまい・吐き気などの症状が出たら、すぐにその場を離れ新鮮な空気を吸い、必要に応じて救急要請してください。一酸化炭素中毒は自覚がないまま進行することもあるため、早めの対応が重要です。
停電時のカセットコンロ使用でも起こりますか?
長時間の使用や換気不足が重なれば、カセットコンロでもリスクはゼロではありません。停電で換気扇が使えない状況では、窓を開けるなど手動での換気を意識してください。
まとめ:今日からできる3つのアクション
屋外専用機器の屋内使用は絶対に避けましょう。
燃焼器具を使う部屋を中心に、設置場所を考えましょう。
停電で換気扇が使えない場合は、窓を開けるなど手動の換気を意識しましょう。
参考にした情報源
- 東京消防庁「住宅で起きる一酸化炭素中毒事故に注意!!」(2026年9月21日確認)
- 各製品のAmazon記載スペック(2026年9月時点、当サイトにて集計)
お住まいの地域によって、想定される災害や必要な備えは異なります。都道府県・市区町村別の防災情報を確認してみましょう。
地域別の防災情報を確認する →この記事について
この記事を書いた人: 備えガイド運営事務局
情報源: 気象庁・内閣府・消防庁・国土交通省・自治体などが公表している情報、および製品メーカー・販売元が公開している仕様情報をもとに作成しています。実数(公的データ・公式スペック)以外の統計・レビュー・体験談は創作していません。
商品情報について: 本ページの商品情報は、メーカー・販売元の公開情報や複数のレビューサイトの傾向をもとに、防災用途の観点から当サイトが整理したものです。編集部による実使用レビューではありません。
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2 thoughts on “一酸化炭素(CO)警報器は必要か|発電機・カセットコンロが招く思わぬ中毒事故”