最終更新日: 2026年9月27日
トイレ用品やキャリーケースは備えていても、肝心のフードは「近所のホームセンターで買えばいい」と考えている方も多いのではないでしょうか。災害時は物流が止まり、いつも買っているフードがしばらく手に入らなくなることがあります。
ここで挙げた数字はあくまで目安です。家族構成や在宅時間によってペットフードの必要な備蓄量は変わるため、備蓄量の診断ツールで我が家に必要な量を具体的な数字で確認しておくと安心です。
「そのへんで買える」が通用しない状況を想定する
人間の非常食と同様、ペットフードにも賞味期限があります。愛犬・愛猫の頭数分を最低3日、可能であれば1ヶ月分を目安に備蓄し、古いものから使うローリングストックで回していくのが基本的な考え方です。被災直後は人間の食料品を優先して確保する動きが強まるため、ペット用品の入荷が後回しになりやすい点も見落とされがちです。
療法食は「代わりが効かない」ことを忘れずに
腎臓病や食物アレルギーなどでフードを制限されているペットの場合、一般的なフードに切り替えることが健康上のリスクになることがあります。療法食は取り扱う店舗も限られており、被災時に手に入りにくくなる可能性が普通のフードよりも高いといえます。療法食を与えているペットがいる家庭では、他のどの備蓄よりも優先してフードの備蓄量を厚めに確保しておくことが望ましいでしょう。
ドライフードとウェットフード、備蓄には向き不向きがある
ドライフードは常温で長期保存しやすく、少量の水で済むため備蓄向きです。一方でウェットフードは水分補給を兼ねられる利点がある反面、開封後の保存期間が短く、缶詰・パウチのまま持ち出す重さもかさみます。普段からドライフード中心の食生活であれば、その延長で備蓄しやすい一方、ウェットフード中心のペットの場合は、常温保存できる小分けパウチを多めに備えるなど工夫が必要です。
製品スペック比較(独自集計)
各社公式サイト・Amazon掲載の公開情報をもとに、当サイトで仕様を集計しました。
| 製品名 | 種別 | 特徴 |
|---|---|---|
| 常温保存対応ドライフード(大容量パック) | ドライフード | 長期保存しやすく、少量の水で調理不要 |
| 療法食(腎臓ケア・アレルギー配慮タイプ) | 処方食 | 獣医師の指示に基づく専用フード。取扱店舗が限られる |
| ロイヤルカナン 犬用 ドライフード(大容量) | 常温保存 | 4,000円台〜 |
| ヒルズ 療法食 猫用 腎臓ケア k/d | 療法食 | 3,000円台〜 |
| ペット用 フードコンテナ 密閉(防湿・防虫) | 密閉・防湿 | 2,000円台〜 |
※価格・仕様は変動する場合があります。購入前に各ECサイト・かかりつけ獣医師にご確認ください。
こんな人は、まだ買わなくてもOK
- 水の備蓄がまだできていない
- 携帯トイレの備蓄がまだできていない
- 防災リュックの中身が整っていない
- 集合住宅で保管場所を確保しづらい
こんな人は検討していい
- 在宅避難を想定している
- 停電時も冷蔵庫を維持したい
- 医療機器など電源が必要な機器がある
おすすめ製品
ここからは、備えガイド編集部が公開情報をもとに選んだ商品です。編集部が実際に購入・使用したレビューではありません。
よくある質問
フードを切り替えるときに注意することはありますか?
普段と違うフードに急に切り替えると、消化器に負担がかかりお腹を壊すことがあります。災害時にやむを得ず切り替える場合も、少量ずつ様子を見ながら与えるのが望ましいとされています。
避難所ではペットフードは配布されますか?
自治体や支援団体からペットフードが届けられる場合もありますが、量や種類が十分でないことが多く、確実に手に入るとは限りません。個人での備蓄を基本に考えましょう。
複数のペットがいる場合の備蓄量はどう計算しますか?
頭数分×1日の給餌量×備蓄日数で計算するのが基本です。療法食など個別対応が必要なペットがいる場合は、その分を別枠で優先的に確保しておきましょう。
まとめ:今日からできる3つのアクション
まずは現状の備蓄量を把握しましょう。
ローリングストックで無理なく備蓄量を増やしていきましょう。
代替品の有無や備蓄の優先度について、専門家の意見を聞いておくと安心です。
参考にした情報源
- GREEN DOG & CAT「【犬の防災対策】愛犬のために準備しておきたいペット用防災グッズを紹介」
- Retriever Life「【賢くて役立つ防災対策】愛レトを守る、フードのローリングストック他」
- 各製品のAmazon記載スペック(2026年9月時点、当サイトにて集計)
お住まいの地域によって、想定される災害や必要な備えは異なります。都道府県・市区町村別の防災情報を確認してみましょう。
地域別の防災情報を確認する →この記事について
この記事を書いた人: 備えガイド運営事務局
情報源: 気象庁・内閣府・消防庁・国土交通省・自治体などが公表している情報、および製品メーカー・販売元が公開している仕様情報をもとに作成しています。実数(公的データ・公式スペック)以外の統計・レビュー・体験談は創作していません。
商品情報について: 本ページの商品情報は、メーカー・販売元の公開情報や複数のレビューサイトの傾向をもとに、防災用途の観点から当サイトが整理したものです。編集部による実使用レビューではありません。
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One thought on “ペットフード・療法食の防災備蓄|いつものフードが手に入らなくなったら”