最終更新日: 2026年9月27日
自宅の防災グッズはそろえていても、平日の日中に被災することは想定していない。そんな方は多いのではないでしょうか。実際、平日昼間に大地震が起きれば、多くの人は職場や外出先で被災します。
この記事の内容を実際に「我が家はどこまでできているか」で確認したい方は、防災レベル診断(10問)で今の備えを点検できます。
「会社が備蓄している」を鵜呑みにしない
東京都帰宅困難者対策条例は、企業に対して従業員の3日分の備蓄を求めています。飲料水9L・食料9食を目安に、従業員数の1.1倍程度で計算するのが一般的とされ、簡易トイレや簡易寝袋も推奨品目に含まれます。ただし、この条例に法的な罰則はなく、すべての企業が十分な量を備蓄できているとは限りません。特に中小企業や、テナントで働いている場合は、備蓄状況を把握していない方も多いのではないでしょうか。まずは自分の職場の備蓄状況を確認し、不安があれば個人でも備えておくのが安全です。
「72時間は動かない」が大原則
大災害発生時、人命救助のリミットは72時間(3日間)といわれています。この間は警察・消防・自衛隊の救出活動を妨げないため、無理に帰宅せず、安全な建物内にとどまることが推奨されています。デスクに最低限の水・食料・モバイルバッテリーを常備しておけば、「動かない」という判断を落ち着いて行いやすくなります。
デスクに収まるサイズが継続の鍵
自宅の防災グッズと違い、職場では収納スペースが限られます。大きな防災セットを持ち込むのは現実的ではないため、引き出し1段に収まる程度のコンパクトなポーチに、圧縮された給水袋・カロリーメイトのような長期保存食・携帯トイレ・モバイルバッテリーなど、必要最小限の品目を厳選して入れておくのが継続しやすい方法です。
製品スペック比較(独自集計)
各社公式サイト・Amazon掲載の公開情報をもとに、当サイトで仕様を集計しました。
| 製品名 | 種別 | 特徴 |
|---|---|---|
| デスク収納向け防災ポーチセット | 携帯用防災セット | 給水袋・非常食・携帯トイレ・ホイッスルなどをコンパクトに収納 |
| 長期保存食(カロリーメイト等・5年保存缶) | 非常食 | 常温保存、引き出しに入れておきやすいサイズ |
| 職場用 防災ポーチ セット | 携帯型 | 3,000円台〜 |
| 歩きやすい 折りたたみ スニーカー(オフィス備え置き) | 軽量 | 2,000円台〜 |
| パンの缶詰 長期保存(5年) | 5年保存 | 3,000円台〜 |
※価格・仕様は変動する場合があります。購入前に各ECサイトで最新情報をご確認ください。
こんな人は、まだ買わなくてもOK
- 水の備蓄がまだできていない
- 携帯トイレの備蓄がまだできていない
- 防災リュックの中身が整っていない
- 集合住宅で保管場所を確保しづらい
こんな人は検討していい
- 在宅避難を想定している
- 停電時も冷蔵庫を維持したい
- 医療機器など電源が必要な機器がある
おすすめ製品
ここからは、備えガイド編集部が公開情報をもとに選んだ商品です。編集部が実際に購入・使用したレビューではありません。
よくある質問
会社の備蓄がある場合、個人の備えは不要ですか?
会社の備蓄は従業員全員分を想定していますが、被災状況によっては十分に行き渡らない可能性もあります。最低限、自分の分だけでも個人で備えておくと安心です。
デスクに置けない場合はどうすればよいですか?
ロッカーやカバンの中に収納する方法もあります。持ち運びしやすい軽量なセットを選ぶと、席が固定されていない働き方でも対応しやすくなります。
無理に帰宅しようとする人が多いのはなぜですか?
家族の安否が心配で、つい歩いて帰ろうとしてしまう方は少なくありません。ただし、道路の損壊や火災、混乱した人の流れの中を歩くこと自体が危険を伴います。まずは職場にとどまり、安否確認の手段を活用することが推奨されています。
まとめ:今日からできる3つのアクション
総務や管理部門に、備蓄品の有無と保管場所を確認しておきましょう。
水・食料・携帯トイレなど、最低限の品目を厳選して備えましょう。
無理に歩いて帰らず、安全な場所で3日間を過ごす想定をしておきましょう。
参考にした情報源
- 東京都「帰宅困難者対策条例」関連情報
- 株式会社レスキューナウ「【調査】防災備蓄は3日分を備えるべきか?根拠と事例紹介」
- 福利厚生研究所「【企業向け】内閣府が推奨する防災備蓄(3日分)とは」
- 各製品のAmazon記載スペック(2026年9月時点、当サイトにて集計)
お住まいの地域によって、想定される災害や必要な備えは異なります。都道府県・市区町村別の防災情報を確認してみましょう。
地域別の防災情報を確認する →この記事について
この記事を書いた人: 備えガイド運営事務局
情報源: 気象庁・内閣府・消防庁・国土交通省・自治体などが公表している情報、および製品メーカー・販売元が公開している仕様情報をもとに作成しています。実数(公的データ・公式スペック)以外の統計・レビュー・体験談は創作していません。
商品情報について: 本ページの商品情報は、メーカー・販売元の公開情報や複数のレビューサイトの傾向をもとに、防災用途の観点から当サイトが整理したものです。編集部による実使用レビューではありません。
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2 thoughts on “職場の防災備蓄|帰宅困難者対策条例と、デスクに置ける個人用防災ポーチ”