ガソリン携行缶と「満タン運動」|給油渋滞に並ばないための備え
過去の災害では、被災地のガソリンスタンドに長い車列ができる光景が繰り返し報じられてきました。車は避難にも給電にも使える貴重な資産ですが、燃料が空では動きません。
過去の災害では、被災地のガソリンスタンドに長い車列ができる光景が繰り返し報じられてきました。車は避難にも給電にも使える貴重な資産ですが、燃料が空では動きません。
家族の防災グッズは大人用のリュック1つにまとめている、という家庭は多いのではないでしょうか。しかし子どもがある程度大きくなったら、自分の荷物を自分で背負えるようにしておくことにも意味があります。
赤ちゃんを抱えたまま、非常持ち出し袋を背負い、もう一人の子どもの手を引く。実際の避難ではこうした場面が同時に起こります。普段使いの抱っこ紐が押し入れの奥にしまわれたままでは、いざというとき取り出す余裕すらないかもしれません。
トイレ用品やキャリーケースは備えていても、肝心のフードは「近所のホームセンターで買えばいい」と考えている方も多いのではないでしょうか。災害時は物流が止まり、いつも買っているフードがしばらく手に入らなくなることがあります。
ポータブル電源が防災に役立つのは分かっていても、ワンルームに1,000Wh超の大型モデルを置くスペースはない。そう感じて導入をためらっている一人暮らしの方は多いのではないでしょうか。
アルファ米はお湯があれば作れる。カセットコンロもある。それでも、共働きで日中は誰もいない家庭や、子どもだけで留守番している時間帯に被災したら、調理どころではないかもしれません。
ペット同行避難のトイレ用品は備えていても、肝心のキャリーケースやケージが普段使いのお出かけ用サイズのまま、という家庭は少なくありません。避難所では、トイレ用品以前に「ケージに入れられるかどうか」が最初の関門になります。
自宅の防災グッズはそろえていても、平日の日中に被災することは想定していない。そんな方は多いのではないでしょうか。実際、平日昼間に大地震が起きれば、多くの人は職場や外出先で被災します。
離れて暮らす親が一人暮らしをしている。あるいはご自身が一人で暮らしている。そうした家庭にとって、防災の備えは「家族で協力して運ぶ・使う」ことを前提にした一般的な備えとは、少し違う考え方が必要になります。
夏の停電は熱中症が心配される一方、冬の停電は暖房が使えなくなることで低体温症のリスクが高まります。地震はいつ起きるか選べないからこそ、季節を問わない備えが必要です。