補聴器・入れ歯・眼鏡の予備管理|「体の一部」を失うと生活が止まる
非常持ち出し袋には水・食料・薬を入れている。それでも、避難の混乱の中で補聴器を落とした、入れ歯を置いてきてしまった、眼鏡が壊れた。そんな場面を想定できているでしょうか。
非常持ち出し袋には水・食料・薬を入れている。それでも、避難の混乱の中で補聴器を落とした、入れ歯を置いてきてしまった、眼鏡が壊れた。そんな場面を想定できているでしょうか。
キャリーケースを用意し、トイレ用品もフードも備えた。それでも、避難の混乱の中で首輪が外れ、ペットとはぐれてしまう可能性はゼロにはできません。そうなったとき、保護してくれた人が飼い主にたどり着ける手段を持っているでしょうか。
扇風機を回し、ネッククーラーを首に巻いても、寝苦しさが解消しない。そんな経験はないでしょうか。体を冷やす対策は色々あっても、実際に横になる「寝具」そのものへの対策は見落とされがちです。
賞味期限まで数年ある非常食や、まだ使える毛布。せっかく備えたのに、いざ取り出したらカビだらけだった。押し入れやクローゼットに備蓄品をしまいこんでいる家庭では、実は珍しくない話です。
地震や台風とは違い、水道管の凍結や大雪は「事前に予報がある」災害です。それでも毎年、水道管の破裂や、雪道での車の立ち往生のニュースが後を絶ちません。備えておけば防げる被害が多いという点で、他の災害とは少し性質が異なります。
停電時の暑さ対策として扇風機を備えている家庭は多いかもしれません。しかし風を送るだけでなく、体そのものを直接冷やす道具も、電源に頼らない備えとして見逃せません。
アルファ米やレトルト食品は、落ち着いて座って食べることを前提にしています。しかし避難の最中、歩きながら、あるいは片手がふさがった状態で何か口にしたい場面もあるはずです。そんなときに役立つのが、登山でもおなじみのエナジーバーです。
カセットコンロのボンベ(CB缶)は防災の定番として広く知られていますが、登山・キャンプ用のシングルバーナーで使う「OD缶」については、防災目線ではあまり語られません。実はこの2種類、入手性も寒冷地での性能もまったく異なります。
「うちにはキャンプ用の寝袋があるから、冬の停電も大丈夫」。そう考えている方もいるかもしれません。しかし寝袋には、夏用・3シーズン用・冬用といった対応温度帯があり、選び間違えると本来の性能を発揮できません。
普段から見守りが必要な認知症の方にとって、避難所という慣れない環境そのものが大きなストレス要因になります。人であふれ、普段と違う建物で、いつも以上にひとりで歩き出してしまうリスクが高まるとされています。